サンシモン黒法師

植物名黒法師(クロホウシ)学名Aeonium arboreum
英名Purple crest aeonium和名黒法師
黒法師(クロホウシ)の育て方カレンダー

日当たり・置き場所

春・秋・冬はたくさん日に当てて、風通しの良い場所に置きましょう。
黒法師(クロホウシ)の特徴である葉の黒さを美しく出すには、
太陽の光が必須です。夏は涼しい半日陰で管理します。

水やり

【春・秋・冬】春と秋は土が乾いたら鉢底穴から流れるくらい
たっぷりと与えましょう。
冬の乾燥気味に育てつつ、水やりは暖かい日に行うのが理想です。
低温時に与えることで根が傷んだり、根腐れの原因になります。
冷たい水を使わずに15℃くらいのぬるめの水を与えるほうが
根が傷つくことを防げます。

【夏】・・・水はほぼ断水します。 
月に数回、葉水は与えても問題ありませんが、
半日くらいで水が乾く程度にしましょう。

植え替え・鉢替え

【根詰まりしている場合】 古い根はカットし整理してから植え付けます
その際、太い根はカットしないように気をつけましょう。
万が一、切ってしまった場合はしっかりと乾かしてから
植え付けます。カットする時は、ハサミは消毒してから使用し、
使用後も消毒をしてから片づけましょう。

梅雨時期や真夏の植え替えは根が傷む原因になるので、
できるだけ避けたほうがよいでしょう。
植え替えてから1週間後くらいに水やりします。

夏越し

黒法師(クロホウシ)は夏は休眠期で下葉が落ちますが、
枯れているわけではないので安心してください。
この時期に水やりをすると、株が痛み枯れてしまうことがあります。
8月までは水やりを控えめにし、風通しが良く、
涼しい半日陰の場所で管理をしましょう。

冬越し

-1~2℃くらいまでなら戸外で栽培可能ですが、
霜にはあてないように注意しましょう。
それ以下になる地域では、冬は室内で育てることになりますが、
晴れた日の昼間は適度に日光に当てるようにしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

黒法師(クロホウシ)は挿し木で増やすことができます。
カットした切り口を3~4日乾かします。
切り口が乾いたら、新しい清潔な土に差します。
水はすぐに与えずに1週間後くらいにたっぷりと与えます。

挿し木後は、風通しの良い場所で管理しましょう。
カットした親株は脇芽が出てくるのを待ちます。
カットしたことにより分頭し、味のある姿を楽しむこともできます。